こんにちは、ギャルママ社長あやなです。
最近メルカリなどのフリマサイトで、流行っている詐欺があります。
決済サービスのPaidyを巧みに利用した詐欺で、私も2回引っかかりました。
今回はそのPaidy詐欺と、その対策方法を解説します。
動画解説もあるのでよろしければこちらをご覧ください。
二重請求されるPaidy詐欺
まず、どういった流れの詐欺なのかを解説します。
大まかな流れは
- メルカリで商品を購入
- 何故かAmazonから商品が届く
- メルカリ以外にAmazonの請求が翌月届く
メルカリで商品を購入した時、出品者に購入者の個人情報が行き渡りますよね。
出品者がその個人情報を悪用して、Amazonで同じ商品をPaidy決済で購入して送ることで発生します。
Paidyとは、メールアドレスと電話番号だけで翌月払い決済が可能なサービスです。(Paidy公式サイト)
メルカリの購入者にとっては
「あれ?Amazonの梱包されてるし、やたら綺麗だな?」
となるわけです。
しかし、その時点では請求も来ません。Amazon梱包も、たまたまAmazonの箱で梱包したのかなくらいにしか思わないこともあります。
そうしていると、翌月にAmazonの請求が来るのです。
出品者側からすると、メルカリで空売りした(Amazonで同じものを購入して送っているので)分の儲けがそのまま入ります。
これが、Paidy詐欺の流れです。
メルカリとAmazonとPaidyを上手に利用したこの詐欺ですが、見分け方を解説します。
見分け方は3つ
詐欺かどうかの見分け方は3つあります。
見分け方のポイント
- 価格差が大きすぎないか?
- 急に高価な物を売ってないか?
- Amazonから届いてないか?
①価格差が大きすぎないか?
まずは商品の価格が、相場と比べて安すぎるものは疑うと良いです。
私の経験でもAmazonで78,000円で売っているレコーダーが、メルカリで40,000円なのを見つけたことがあります。
「えっ、こんな安いことあるんや!」
と思って、喜んで購入したのですが。
結果詐欺でした・・・。
でも、出品者側からすると40,000円の儲けになるので大きいですよね?
一方購入者の私には、40,000円の支払いだったはずが合計118,000円の請求が来てしまいます・・・。
こうした例もあるので、価格差がありすぎるものは注意しましょう。
②急に高価な物を売ってないか?
次は、出品者のアカウントで見分ける方法です。
このような詐欺を続けると、悪評価が必ずついてきますよね?
そういった時にどうするかというと、他人のアカウントを購入します。
例え高評価がたくさんついていても、それは購入されたアカウントの可能性があるわけです。
なので、”急に高価な物を売っていないか?”をチェックしましょう。
過去には家の不用品や古着などを出品していたのに、急に高価な物を売り始めている場合などは要注意です。
③Amazonから届いてないか?
これは購入してしまった後になりますが、Amazonから届いてないか?ということです。
Amazonのバーコードが付いていた場合は、確実におかしいですよね。
この場合、購入をすでにしています。なので、問い合わせをして後処理をしなくてはなりません。(方法は後述)
その前に、見分けなくても済む対処法があるので解説します。
匿名配送を利用する
このPaidy詐欺のポイントは、個人情報を悪用されることです。
なので、個人情報を開示させない配送方法を利用することが対策になります。
それが、メルカリ便(匿名配送)の利用です。
以下、メルカリ公式サイトの匿名配送の説明です。
メルカリ公式サイトより引用(※現在はらくらくメルカリ便だけでなく、ゆうゆうメルカリ便でも匿名配送になります。)
”匿名配送は、出品者・購入者ともに個人情報を開示せずに配送ができる安心・安全な配送サービスです。
住所を互いに伝えることなく、「より簡単、便利で、安心な」個人間取引ができます。
■匿名配送を利用するには
出品時にらくらくメルカリ便を選択していただく必要があります。
支払い完了後もらくらくメルカリ便への変更はできますが、匿名配送でのご利用はできませんので、あらかじめご了承ください。
らくらくメルカリ便以外の配送方法を選択した場合は、支払い完了後、出品者にお届け先の情報が表示されるため、匿名配送にはなりません。
匿名配送を希望される場合は、購入手続き前にらくらくメルカリ便へ変更いただくよう出品者にコメントでご相談ください。”
お互いに個人情報を開示させない配送方法が用意されているのですね。
この方法であれば、Paidy詐欺に合うことはありません。
また、メルカリ便を配送方法に設定している出品者も、詐欺ではないということになります。
しかし、すでに詐欺に引っかかってしまった場合はどうすればいいか?
私も2回、時すでに遅しか?の状態になったことがあります。
でも、どちらも問い合わせをすることで、無駄な支払いはしないで済みました。
すでに詐欺に引っかかってしまった場合、その問い合わせ先をお伝えします。
Paidyに問い合わせよう
結論として、メルカリとAmazonは対応してくれません。
私が詐欺に引っかかった時に、どちらにも電話したのですが。
メルカリ「評価し終えたあとは、個人間の事なので・・・」
Amazon「他の人の個人情報に関わる可能性があるので無理です」
といった感じで、対応してくれませんでした。
そこで、Paidyに問い合わせをしたところ対応してくれました。
同じような問い合わせが多いようで、二重請求専用の問い合わせが用意されているようです。(Paidyの二重請求に関するお問い合わせはこちら)
Paidy側としても、二重請求被害に尽力しています。
なので、とても親切に対応してくれました。
インターネットが普及して色々と便利になった裏側で、それを悪用した詐欺も出てきます。
少しずつ知識をつけて、インターネットを上手に使いこなしましょう。
Paidy詐欺のことも、メルカリを利用するならば頭の片隅に入れておきましょう。
今回は以上になります。
それではまた会いましょう♪
バイバーイ